好スタートから鮮やかな逃げ切り。ピクシーナイトが福永祐一騎手に節目の勝利をプレゼント(第55回シンザン記念)

 1月10日、中京競馬場で行われた第55回シンザン記念(GⅢ)は、当協会会員、(有)シルクレーシングのピクシーナイト(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎、福永祐一騎手)が先手を奪い逃げ切りました。芝1,600m(良馬場)の勝ちタイムは1分33秒3。通算成績は3戦2勝、重賞初制覇。福永祐一騎手はこの勝利がJRA通算2,400勝となりました。
秋明菊賞は出遅れて3着に敗れたが、シンザン記念はゲート練習の甲斐あり、好スタートから後続を寄せ付けなかった
秋明菊賞は出遅れて3着に敗れたが、シンザン記念はゲート練習の甲斐あり、好スタートから後続を寄せ付けなかった
〈優勝馬プロフィール〉
ピクシーナイト(牡3歳)
馬 主:(有)シルクレーシング
調教師:音無秀孝(栗東)
騎 手:福永祐一
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・モーリス 母・ピクシーホロウ
JRA成績:3戦2勝
JRA獲得賞金:48,066,000円

〈レーストピックス〉
・ピクシーナイトは、JRA重賞レースは初挑戦で初制覇。
・(有)シルクレーシングは、本レースは2018年(アーモンドアイ)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは2020年ジャパンC(アーモンドアイ)以来の勝利で本年初勝利、通算70勝目(シルク・有限会社シルク名義を含む)。
・音無秀孝調教師は、本レースは2014年(ミッキーアイル)以来の勝利で通算3勝目。JRA重賞レースは2020年武蔵野S(サンライズノヴァ)以来の勝利で本年初勝利、通算80勝目。
・福永祐一騎手は、本レースは19回目の騎乗で初勝利。JRA重賞レースは2020年デイリー杯2歳S(レッドベルオーブ)以来の勝利で本年初勝利、通算148勝目、デビュー2年目となる1997年から25年連続勝利。また、この勝利で中央競馬史上5人目、現役4人目となるJRA通算2,400勝を達成した。
・モーリス産駒は、本レースは初出走で初勝利。JRA重賞レースは本年出走の3頭を含む延べ12頭の出走で初勝利。