偉大な兄に近づきたい。ボッケリーニが重賞初挑戦初制覇(第56回中日新聞杯)

 12月12日、中京競馬場で行われた第56回中日新聞杯(GⅢ)は、当協会会員、金子真人ホールディングス(株)のボッケリーニ(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎、松山弘平騎手)が6番手を進み、ゴール直前内から鋭く抜け出しました。芝2,000m(良馬場)の勝ちタイムは2分0秒1。通算成績は12戦5勝、JRA重賞レースは初制覇になります。
シゲルピンクダイヤをクビ差差し切ったボッケリーニ。全兄ラブリーデイ(宝塚記念、天皇賞・秋)同様、本格化は5歳時だ
シゲルピンクダイヤをクビ差差し切ったボッケリーニ。全兄ラブリーデイ(宝塚記念、天皇賞・秋)同様、本格化は5歳時だ
〈優勝馬プロフィール〉
ボッケリーニ(牡4歳)
馬 主:金子真人ホールディングス(株)
調教師:池江泰寿(栗東)
騎 手:松山弘平
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・キングカメハメハ 母・ポップコーンジャズ
JRA成績:12戦5勝
JRA総獲得賞金:122,459,000円

〈レーストピックス〉
・ボッケリーニは、JRA重賞レースは初挑戦初勝利。
・金子真人ホールディングス(株)は、本レースは14頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースはアルテミスS(ソダシ)以来の勝利で本年5勝目、通算95勝目(金子真人氏名義含む)。
・池江泰寿調教師は、本レースは2016年(サトノノブレス)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは関屋記念(サトノアーサー)以来の勝利で本年4勝目、通算83勝目。
・松山弘平騎手は、本レースは2012年(スマートギア)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは秋華賞(デアリングタクト)以来の勝利で本年9勝目、通算20勝目。
・キングカメハメハ産駒は、本レースは2010年(トゥザグローリー)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースはチャンピオンズC(チュウワウィザード)に続く勝利で本年6勝目、通算122勝目。