無敗の三冠馬2頭に完勝。アーモンドアイが有終の美を飾る(第40回ジャパンC)

 11月29日、東京競馬場で行われた第40回ジャパンC(GⅠ)は、当協会会員、(有)シルクレーシングのアーモンドアイ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎、C.ルメール騎手)が4番手から抜け出し、無敗の三冠馬コントレイル、無敗の三冠牝馬デアリングタクトら強敵相手に快勝しました。芝2,400m(良馬場)の勝ちタイムは2分23秒0。通算成績は15戦11勝(うち海外1戦1勝)、GⅠレースは2018年桜花賞、オークス、秋華賞、ジャパンC、2019年ドバイターフ(UAE)、天皇賞(秋)、2020年ヴィクトリアマイル、天皇賞(秋)に次ぎ9勝目となります。
アーモンドアイの通算獲得賞金は1,915,263,900円になり、キタサンブラックを抜いて歴代1位となった
アーモンドアイの通算獲得賞金は1,915,263,900円になり、キタサンブラックを抜いて歴代1位となった
〈優勝馬プロフィール〉
アーモンドアイ(牝5歳)
馬 主:(有)シルクレーシング
調教師:国枝栄(美浦)
騎 手:C.ルメール
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ロードカナロア 母・フサイチパンドラ
通算成績:15戦11勝(うち海外1戦1勝)
通算獲得賞金:1,915,263,900円(うち海外395,700,900円)

〈レーストピックス〉
・アーモンドアイは、本レースは2018年以来の勝利で通算2勝目。GⅠレースは天皇賞(秋)以来の勝利で本年3勝目、通算9勝目。芝のGⅠ9勝は本馬の持つ最多記録を更新(海外レースを含む)。JRA重賞レースは天皇賞(秋)以来の勝利で本年3勝目、通算9勝目。JRA重賞9勝は牝馬ではヒシアマゾンの9勝に並ぶトップタイの記録。また東京競馬場で実施される重賞勝利は6勝目となったが、これはウオッカの6勝に並ぶトップタイの記録。
・(有)シルクレーシングは、本レースは2018年(アーモンドアイ)以来の勝利で通算2勝目。JRA・GⅠレースは天皇賞(秋)(アーモンドアイ)以来の勝利で本年4勝目、通算16勝目。JRA重賞レースはアルゼンチン共和国杯(オーソリティ)以来の勝利で本年14勝目、通算69勝目(シルク・有限会社シルク名義を含む)。
・国枝栄調教師は、本レースは2018年(アーモンドアイ)以来の勝利で通算2勝目。本レース2勝は最多タイの勝利数。JRA・GⅠレースは天皇賞(秋)(アーモンドアイ)以来の勝利で本年3勝目、通算19勝目。JRA重賞レースは天皇賞(秋)(アーモンドアイ)以来の勝利で本年4勝目、通算54勝目。
・C.ルメール騎手は、本レースは2018年(アーモンドアイ)以来の勝利で通算3勝目。JRA・GⅠレースは天皇賞(秋)(アーモンドアイ)、エリザベス女王杯(ラッキーライラック)、マイルチャンピオンシップ(グランアレグリア)に続く実施機会4連勝で本年8勝目、通算35勝目。実施機会4連勝は自身が2018年に樹立した記録(秋華賞~JBCスプリント)に並ぶトップタイ。また年間8勝も自身が2018年に樹立した記録に並ぶトップタイ。JRA重賞レースは天皇賞(秋)(アーモンドアイ)から5週連続の勝利で本年17勝目、通算107勝目。
・ロードカナロア産駒は、本レースは2018年(アーモンドアイ)以来の勝利で通算2勝目。JRA・GⅠレースは天皇賞(秋)(アーモンドアイ)以来の勝利で本年3勝目、通算11勝目。JRA重賞レースは天皇賞(秋)(アーモンドアイ)以来の勝利で本年12勝目、通算34勝目。