あふれるスピードを武器に、モントライゼが重賞ウィナーの仲間入り(第56回京王杯2歳S)

 11月7日、東京競馬場で行われた第56回京王杯2歳S(GⅡ)は、当協会会員、(有)キャロットファームのモントライゼ(牡2歳、栗東・松永幹夫厩舎、C.ルメール騎手)が好スタートから2番手を進み、後続の追撃を振り切りました。芝1,400m(良馬場)の勝ちタイムは1分21秒8。JRA通算成績は4戦2勝、重賞初制覇になります。
モントライゼが2番手から抜け出し重賞初制覇。小倉2歳S2着の雪辱を果たした
モントライゼが2番手から抜け出し重賞初制覇。小倉2歳S2着の雪辱を果たした
〈優勝馬プロフィール〉
モントライゼ(牡2歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:松永幹夫(栗東)
騎 手:C.ルメール
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ダイワメジャー 母・ムーングロウ
JRA成績:4戦2勝
JRA獲得賞金:58,646,000円

〈レーストピックス〉
・モントライゼは、JRA重賞レースは2回目の出走で初勝利。
・(有)キャロットファームは、本レースは7頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースはオールカマー(センテリュオ)以来の勝利で本年5勝目、通算110勝目。
・松永幹夫調教師は、本レースは本年出走の2頭を含む3頭の出走で初勝利。JRA重賞レースは大阪杯(ラッキーライラック)以来の勝利で本年2勝目、通算20勝目。
・C.ルメール騎手は、本レースは2019年(タイセイビジョン)に続く2年連続の勝利で通算4勝目。本レース4勝目は郷原洋行元騎手、嶋田功元騎手、的場均元騎手、蛯名正義騎手を抜いて単独トップ。JRA重賞レースは天皇賞(秋)(アーモンドアイ)に続く2週連続の勝利で本年13勝目、通算103勝目。
・ダイワメジャー産駒は、本レースは2015年(ボールライトニング)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは京都ハイジャンプ(スズカプレスト)以来の勝利で本年2勝目、通算38勝目。