サンクテュエールが激戦のシンザン記念を制し重賞初制覇

 1月12日、京都競馬場で行われた第54回シンザン記念(GⅢ)は、当協会会員、(有)キャロットファームのサンクテュエール(牝3歳、美浦・藤沢和雄厩舎、C.ルメール騎手)が、プリンスリターンとの熾烈な追い比べをクビ差制し、重賞初制覇を成し遂げました。芝1,600m(良馬場)の勝ちタイムは1分35秒9。通算成績は3戦2勝になります。
渾身の追い込みを見せ、ゴール寸前で差し切ったサンクテュエール
渾身の追い込みを見せ、ゴール寸前で差し切ったサンクテュエール
〈優勝馬プロフィール〉
サンクテュエール(牝3歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:藤沢和雄(美浦)
騎 手:C.ルメール
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ディープインパクト 母・ヒルダズパッション
通算成績:3戦2勝
通算獲得賞金:57,456,000円

〈レーストピックス〉
・サンクテュエールは、重賞レースは2回目の挑戦で初勝利。
・(有)キャロットファームは、本レースは3回目の出走で初勝利。JRA重賞レースは2019年有馬記念(リスグラシュー)以来の勝利で、通算106勝目。
・藤沢和雄調教師は、本レースは管理馬2頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは2019年阪神C(グランアレグリア)以来の勝利で通算120勝目。
・C.ルメール騎手は、本レースは2012年(ジェンティルドンナ)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは2019年阪神C(グランアレグリア)以来の勝利で通算91勝目。
・ディープインパクト産駒は、本レースは2014年(ミッキーアイル)以来の勝利で通算3勝目。JRA重賞レースは先週の京都金杯(サウンドキアラ)に続き本年2勝目、通算218勝目。
・過去10年のシンザン記念の勝ち馬には、牝馬三冠馬のジェンティルドンナ(2012年)、アーモンドアイ(2018年)がいる。