リスグラシューが有馬記念優勝、有終の美を飾る

 12月22日、中山競馬場で行われた第64回有馬記念(GⅠ)は、当協会会員、(有)キャロットファームのリスグラシュー(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎、D.レーン騎手)が後続を5馬身突き放し、有終の美を飾りました。芝2,500m(良馬場)の勝ちタイムは2分30秒5。JRA通算成績は19戦6勝、JRA重賞5勝目になります。
宝塚記念、コックスプレートに続き本年GⅠ3勝目を挙げたリスグラシュー
宝塚記念、コックスプレートに続き本年GⅠ3勝目を挙げたリスグラシュー
〈優勝馬プロフィール〉
リスグラシュー(牝5歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:矢作芳人(栗東)
騎 手:D.レーン
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ハーツクライ 母・リリサイド
JRA成績:19戦6勝
JRA獲得賞金:887,381,000 円

〈レーストピックス〉
・リスグラシューは、本レースは初出走で初勝利。JRA・GⅠレースは宝塚記念以来の勝利で本年2勝目、通算3勝目。JRA重賞レースは宝塚記念以来の勝利で本年2勝目、通算5勝目。
・(有)キャロットファームは、本レースは本年出走の3頭を含む所有馬延べ15頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは阪神JF(レシステンシア)に続く勝利で本年5勝目、通算25勝目。JRA重賞レースは先週のターコイズS(コントラチェック)に続く勝利で本年17勝目、通算105勝目。
・矢作芳人調教師は、本レースは管理馬初出走で初勝利。JRA・GⅠレースは宝塚記念(リスグラシュー)以来の勝利で本年3勝目、通算8勝目。JRA重賞レースは中日新聞杯(サトノガーネット)以来の勝利で本年6勝目、通算37勝目。
・D.レーン騎手は、本レースは初騎乗で初勝利。有馬記念初騎乗で勝利したのは、2005年(ハーツクライ)に勝利したC.ルメール騎手以来で史上8人目。JRA・GⅠレースは宝塚記念(リスグラシュー)以来の勝利で本年3勝目、通算3勝目。JRA重賞レースは宝塚記念(リスグラシュー)以来の勝利で本年7勝目、通算7勝目。
・ハーツクライ産駒は、本レースは本年出走の3頭を含む延べ16頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは先週の朝日杯FS(サリオス)に続く勝利で本年4勝目、通算12勝目。JRA重賞レースは先週の朝日杯FS(サリオス)に続く勝利で本年10勝目、通算58勝目。
・本レースでの同一馬主のワンツーは、2009年の(有)サンデーレーシング(1着ドリームジャーニー、2着ブエナビスタ)以来史上3度目。