サリオスがデビューから3連勝で朝日杯FS制覇

 12月15日、阪神競馬場で行われた第71回朝日杯フューチュリティS(GⅠ)は、当協会会員、(有)シルクレーシングのサリオス(牡2歳、美浦・堀宣行厩舎、R.ムーア騎手)が最後の直線で力強く抜き出て、無敗のままGⅠ初制覇を成し遂げました。芝1,600m(良馬場)の勝ちタイムはレコードタイムの1分33秒0。通算成績は3戦3勝、JRA重賞2勝目になります。
538kgの雄大な馬体から鋭い末脚を繰り出し、GⅠタイトルを手にした
538kgの雄大な馬体から鋭い末脚を繰り出し、GⅠタイトルを手にした
〈優勝馬プロフィール〉
サリオス(牡2歳)
馬 主:(有)シルクレーシング
調教師:堀宣行(美浦)
騎 手:R.ムーア
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ハーツクライ 母・サロミナ
通算成績:3戦3勝
通算獲得賞金:111,449,000円

〈レーストピックス〉
・サリオスは、デビューから3連勝でGⅠ初制覇。無敗での本レース勝利は2017年(ダノンプレミアム)、2018年(アドマイヤマーズ)に続き3年連続15頭目。JRA重賞レースはサウジアラビアRC以来の勝利で通算2勝目。
・(有)シルクレーシングは、本レースは本年の2頭を含む所有馬6頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースはマイルCS(インディチャンプ)以来の勝利で本年4勝目、通算12勝目。JRA重賞レースは、ステイヤーズS(モンドインテロ)以来の勝利で本年13勝目、通算55勝目(シルク・有限会社シルク名義を含む)。
・堀宣行調教師は、本レースは管理馬3頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは2017年宝塚記念(サトノクラウン)以来の勝利で通算12勝目。JRA重賞レースはサウジアラビアRC(サリオス)以来の勝利で本年3勝目、通算54勝目。
・R.ムーア騎手は、本レースは2013年(アジアエクスプレス)以来の勝利で通算2勝目。JRA・GⅠレースはチャンピオンズC(ゴールドドリーム)以来の勝利で通算8勝目。JRA重賞レースは東京スポーツ杯2歳S(コントレイル)以来の勝利で本年2勝目、通算16勝目。
・ハーツクライ産駒は、本レースは4頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースはジャパンC(スワーヴリチャード)以来の勝利で本年3勝目、通算11勝目。JRA重賞レースはジャパンC(スワーヴリチャード)以来の勝利で本年9勝目、通算57勝目。
・馬体重538kgでの勝利は、2013年アジアエクスプレスの528kgを10kg更新し、同レース史上最高体重での勝利。同時にJRA2歳GⅠレースにおける最高体重優勝記録。
・優勝タイム1分33秒0は、2017年にダノンプレミアムが記録した1分33秒3を上回るレースレコード。