レシステンシアが3連勝で阪神JF制覇、2歳女王の座に輝く

 12月8日、阪神競馬場で行われた第71回阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)は、当協会会員、(有)キャロットファームのレシステンシア(牝2歳、栗東・松下武士厩舎、北村友一騎手)が先頭でレースを進め、最後は上がり最速で逃げ切ってGⅠ初制覇を成し遂げました。芝1,600m(良馬場)の勝ちタイムはレースレコードの1分32秒7。通算成績は3戦3勝、JRA重賞2勝目になります。
後続を寄せ付けない圧倒的な走りで、無敗のまま2歳女王の座に輝いた
後続を寄せ付けない圧倒的な走りで、無敗のまま2歳女王の座に輝いた
〈優勝馬プロフィール〉
レシステンシア(牝2歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:松下武士(栗東)
騎 手:北村友一
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ダイワメジャー 母・マラコスタムブラダ
通算成績:3戦3勝
通算獲得賞金:102,708,000円

〈レーストピックス〉
・レシステンシアは、JRA・GⅠレース初挑戦で初勝利。無敗での本レース勝利は2017年(ラッキーライラック)以来12頭目。JRA重賞レースはファンタジーS以来の勝利で通算2勝目。
・(有)キャロットファームは、本レースは2007年(トールポピー)以来の勝利で通算2勝目。JRA・GⅠレースは先週のチャンピオンズC(クリソベリル)に続く勝利で、本年4勝目、通算24勝目。JRA重賞レースは、先週のチャンピオンズC(クリソベリル)に続く勝利で、本年15勝目、通算103勝目。
・松下武士調教師は、本レースは管理馬2頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは管理馬延べ7頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースはファンタジーS(レシステンシア)以来の勝利で、本年3勝目、通算6勝目。
・北村友一騎手は、本レースは4回目の騎乗で初勝利。JRA・GⅠレースは秋華賞(クロノジェネシス)以来の勝利で、本年3勝目、通算3勝目。JRA重賞レースはファンタジーS(レシステンシア)以来の勝利で、本年7勝目、通算20勝目。
・ダイワメジャー産駒は、本レースは2015年(メジャーエンブレム)以来の勝利で通算2勝目。JRA・GⅠレースはNHKマイルC(アドマイヤマーズ)以来の勝利で、本年2勝目、通算8勝目。JRA重賞レースはファンタジーS(レシステンシア)以来の勝利で、本年3勝目、通算36勝目。
・優勝タイム1分32秒7は、2006年にウオッカが記録した基準タイム1分33秒1を上回るレースレコード。