無敗のダート王誕生、クリソベリルが6連勝でチャンピオンズCを制覇

 12月1日、中京競馬場で行われた第20回チャンピオンズC(GⅠ)は、当協会会員、(有)キャロットファームのクリソベリル(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎、川田将雅騎手)が、強豪古馬のインティとゴールドドリームを鮮やかに交わし、JRA重賞初挑戦にしてGⅠ初制覇を成し遂げました。ダート1,800m(良馬場)の勝ちタイムは1分48秒5。通算成績は6戦6勝(うち地方3戦3勝)になります。
グレード制導入以降、2頭目となる無敗での古馬GⅠ優勝を果たしたクリソベリル
グレード制導入以降、2頭目となる無敗での古馬GⅠ優勝を果たしたクリソベリル
〈優勝馬プロフィール〉
クリソベリル(牡3歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:音無秀孝(栗東)
騎 手:川田将雅
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ゴールドアリュール  母・クリソプレーズ
JRA成績:3戦3勝
JRA獲得賞金:117,602,000円

〈レーストピックス〉
・クリソベリルは、JRA・GⅠレース初挑戦で初勝利。1984年のグレード制導入以降、6戦目での古馬GⅠレース勝利および無敗での古馬GⅠレース勝利は、2002年ファインモーション(エリザベス女王杯)以来2頭目。
・(有)キャロットファームは、本レースは2006年(アロンダイト)以来の勝利で通算2勝目。JRA・GⅠレースは宝塚記念(リスグラシュー)以来の勝利で、本年3勝目、通算23勝目。JRA重賞レースはファンタジーS(レシステンシア)以来の勝利で、本年14勝目、通算102勝目。
・音無秀孝調教師は、本レースは管理馬延べ10頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースはマイルCS(インディチャンプ)以来の勝利で、本年3勝目、通算12勝目。JRA重賞レースはマイルCS(インディチャンプ)以来の勝利で、本年8勝目、通算75勝目。
・川田将雅騎手は、本レースは5回目の騎乗で初勝利。JRA・GⅠレースは2018年スプリンターズS(ファインニードル)以来の勝利で、通算13勝目。JRA重賞レースはアルテミスS(リアアメリア)以来の勝利で、本年15勝目、通算84勝目。
・ゴールドアリュール産駒は、本レースは2017年(ゴールドドリーム)以来の勝利で通算3勝目。3勝は種牡馬の同レース最多。JRA・GⅠレースは2018年JBCスプリント(グレイスフルリープ)以来の勝利で、通算8勝目。JRA重賞レースは2018年武蔵野S(サンライズノヴァ)以来の勝利で、通算22勝目。