タワーオブロンドンがスプリンターズSを優勝、夏秋スプリント王の座に輝く

 9月29日、中山競馬場で行われた第53回スプリンターズS(GⅠ)は、当協会会員、ゴドルフィンのタワーオブロンドン(牡4歳、美浦・藤沢和雄厩舎、C.ルメール騎手)が豪快な末脚を繰り出し、逃げたモズスーパーフレアをゴール直前でかわしてGⅠ初制覇を飾りました。芝1,200m(良馬場)の勝ちタイムは1分07秒1。通算成績は14戦7勝、JRA重賞5勝目になります。
サマースプリント王者が本レースを制するのは、2006年にサマーシリーズが創設されて以来初の快挙
サマースプリント王者が本レースを制するのは、2006年にサマーシリーズが創設されて以来初の快挙
〈優勝馬プロフィール〉
タワーオブロンドン(牡4歳)
馬 主:ゴドルフィン
調教師:藤沢和雄(美浦)
騎 手:C.ルメール
生産者:ダーレー・ジャパン・ファーム(有)(日高町)
父・ Raven's Pass  母・スノーパイン
JRA成績:14戦7勝
JRA獲得賞金:397,470,000円

〈レーストピックス〉
・タワーオブロンドンは、JRA・GⅠレースは3回目の挑戦で初勝利。JRA重賞レースはセントウルS(GⅡ)に続く勝利で、本年3勝目、通算5勝目。
・ゴドルフィンは、本レースは2018年(ファインニードル)に続く2年連続の勝利。JRA重賞レースはセントウルS(タワーオブロンドン)以来の勝利。
・藤沢和雄調教師は、本レースは1997年(タイキシャトル)以来の勝利で通算2勝目。JRA・GⅠレースは桜花賞(グランアレグリア)以来の勝利で、本年2勝目、通算29勝目。JRA重賞レースはセントウルS(タワーオブロンドン)以来の勝利で、本年6勝目、通算117勝目。
・C.ルメール騎手は、本レースは3回目の騎乗で初勝利。JRA・GⅠレースは天皇賞(春)(フィエールマン)以来の勝利で、本年4勝目、通算26勝目。JRA重賞レースは神戸新聞杯(サートゥルナーリア)に続く勝利で、本年10勝目、通算84勝目。
・Raven's Pass産駒は、JRA・GⅠレースは延べ3頭目の挑戦で初勝利。JRA重賞レースはセントウルS(タワーオブロンドン)以来の勝利で、本年3勝目、通算5勝目。5勝は全て同馬によるもの。