昨年のグランプリホース、ブラストワンピースが札幌記念を制す

 8月18日、札幌競馬場で行われた第55回札幌記念(GⅡ)は、当協会会員、(有)シルクレーシングのブラストワンピース(牡4歳、美浦・大竹正博厩舎、川田将雅騎手)が、最後の直線で馬群を割って抜け出し、昨年覇者サングレーザーをクビ差かわして勝利しました。良馬場の勝ちタイムは2分00秒1。通算成績は10戦6勝、JRA重賞4勝目になります。
昨年末の有馬記念以来となる重賞制覇を遂げたブラストワンピース
昨年末の有馬記念以来となる重賞制覇を遂げたブラストワンピース
〈優勝馬プロフィール〉
ブラストワンピース(牡4歳)
馬 主:(有)シルクレーシング
調教師:大竹正博(美浦)
騎 手:川田将雅
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ハービンジャー 母・ツルマルワンピース
JRA成績:10戦6勝
JRA獲得賞金:509,502,000円

〈レーストピックス〉
・ブラストワンピースは、本レース初挑戦で初勝利。JRA重賞レースは2018年有馬記念(GⅠ)以来の勝利で、通算4勝目。
・(有)シルクレーシングは、本レースは延べ6頭目の出走で初勝利(シルク、有限会社シルク名義を含む)。JRA重賞レースは安田記念(インディチャンプ)に続く勝利で、本年6勝目、通算48勝目。
・大竹正博調教師は、本レースは管理馬初出走で初勝利。JRA重賞レースは京都牝馬S(デアレガーロ)以来の勝利で、本年2勝目、通算12勝目。
・川田将雅騎手は、本レースは2014年(ハープスター)以来の勝利で、通算2勝目。JRA重賞レースは小倉記念(メールドグラース)に続く勝利で、本年11勝目、通算80勝目。
・ハービンジャー産駒は、本レースは延べ5頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースはヴィクトリアマイル(ノームコア)以来の勝利で、本年4勝目、通算23勝目。
・優勝馬ブラストワンピースの馬体重536kgは、1985年リキサンパワーの馬体重534kgを2kg更新し、同レース最高体重での勝利。