メールドグラースが鳴尾記念を快勝し、重賞2連勝を飾る

 6月1日、阪神競馬場で行われた第72回鳴尾記念(GⅢ)は、当協会会員、(有)キャロットファームのメールドグラース(牡4歳、栗東・清水久詞厩舎、D.レーン騎手)が最後の直線で一気に突き抜け、重賞2連勝を成し遂げました。芝2,000m(良馬場)の勝ちタイムは1分59秒6。通算成績は16戦6勝になります。
新潟大賞典でも本馬に騎乗したD.レーン騎手は、短期免許取得期間内の最多重賞勝利となる5勝目を挙げた
新潟大賞典でも本馬に騎乗したD.レーン騎手は、短期免許取得期間内の最多重賞勝利となる5勝目を挙げた
〈優勝馬プロフィール〉
メールドグラース (牡4歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:清水久詞(栗東)
騎 手:D.レーン
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ルーラーシップ  母・グレイシアブルー
JRA成績:16戦6勝
JRA獲得賞金:142,013,000円

〈レーストピックス〉
・メールドグラースは本レース初出走で初勝利。JRA重賞レースは新潟大賞典に続く勝利で、本年2勝目。
・(有)キャロットファームは、本レースは2012年(トゥザグローリー)以来の勝利で、通算2勝目。JRA重賞レースは新潟大賞典(メールドグラース)に続く勝利で、本年5勝目、通算93勝目。
・清水久詞調教師は、本レースは2013年(トウケイヘイロー)以来の勝利で、通算2勝目。JRA重賞レースは新潟大賞典(メールドグラース)に続く勝利で、本年2勝目、通算19勝目。
・D.レーン騎手は、本レース初騎乗で初勝利。JRA重賞レースは、目黒記念(ルックトゥワイス)に続く勝利。今回の短期免許期間(4月27日~6月25日)で重賞5勝目となり、これは短期免許取得期間内の最多重賞勝利。
・ルーラーシップ産駒は、本レース初出走で初勝利。JRA重賞レースは葵S(ディアンドル)に続く勝利で、本年5勝目、通算8勝目。ルーラーシップは2010年に本レースを制しており、父タマモクロス(1987年)=子カネツクロス(1995年)以来、史上2組目の親子初制覇。