GⅠ初挑戦のインディチャンプが並み居る強豪を破り、春のマイル王に君臨

 6月2日、東京競馬場で行われた第69回安田記念(GⅠ)は、当協会会員、(有)シルクレーシングのインディチャンプ(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎、福永祐一騎手)がレースレコードを叩き出し、GⅠ初挑戦にして安田記念を優勝しました。良馬場の勝ちタイムは1分30秒9。通算成績は10戦6勝、JRA重賞2勝目になります。
アーモンドアイなどの強豪を退けて優勝したインディチャンプ
アーモンドアイなどの強豪を退けて優勝したインディチャンプ
〈優勝馬プロフィール〉
インディチャンプ(牡4歳)
馬 主:(有)シルクレーシング
調教師:音無秀孝(栗東)
騎 手:福永祐一
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ステイゴールド 母・ウィルパワー
JRA成績:10戦6勝
JRA獲得賞金:231,120,000円

〈レーストピックス〉
・インディチャンプは、JRA・GⅠレース初挑戦で初勝利。JRA重賞レースは東京新聞杯以来の勝利で、通算2勝目。
・(有)シルクレーシングは、本レースは本年出走の2頭目を含め4頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは2018年有馬記念(ブラストワンピース)以来の勝利で、通算9勝目(シルク、有限会社シルク名義を含む)。JRA重賞レースは葵S(ディアンドル)に続く勝利で、本年5勝目、通算47勝目。
・音無秀孝調教師は、本レースは管理馬延べ14頭目の挑戦で初勝利。JRA・GⅠレースは2018年宝塚記念(ミッキーロケット)以来の勝利で、本年初勝利、通算10勝目。JRA重賞レースはオーシャンS(モズスーパーフレア)以来の勝利で、本年5勝目、通算72勝目。
・福永祐一騎手は、本レースは2012年(ストロングリターン)以来の勝利で、通算2勝目。JRA・GⅠレースは高松宮記念(ミスターメロディ)以来の勝利で、本年2勝目、通算24勝目。JRA重賞レースは高松宮記念(ミスターメロディ)以来の勝利で、本年3勝目、通算133勝目。
・ステイゴールド産駒は、本レースは延べ4頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは2018年天皇賞(春)(レインボーライン)以来の勝利で、通算22勝目(他にJ・GⅠを7勝)。JRA重賞レースは目黒記念(ルックトゥワイス)に続く勝利で、本年9勝目、通算104勝目。
・勝ちタイムの1分30秒9は、2012年にストロングリターンが記録した1分31秒3を0.4秒更新するレースレコード。