4歳ミスターメロディが春のスプリント王に君臨

 3月24日、中京競馬場で行われた第49回高松宮記念(GⅠ)は、当協会会員、グリーンフィールズ㈱のミスターメロディ(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎、福永祐一騎手)が一昨年の覇者セイウンコウセイに競り勝ち、2度目のGⅠ挑戦で初制覇を遂げました。芝1,200m(良馬場)の勝ちタイムは1分07秒3。通算成績は10戦4勝となりました。
最後の直線で、馬群を抜け出したミスターメロディ
最後の直線で、馬群を抜け出したミスターメロディ
〈優勝馬プロフィール〉
ミスターメロディ(牡4歳)
馬 主:グリーンフィールズ㈱
調教師:藤原英昭(栗東)
騎 手:福永祐一
生産者:Bell Tower Thoroughbreds(米国)
父・Scat Daddy 母・Trusty Lady
JRA成績:10戦4勝
JRA獲得賞金:220,343,000円

〈レーストピックス〉
・ミスターメロディは2度目のGⅠ挑戦にして初勝利。重賞は2018年ファルコンS(GⅢ)以来2勝目。
・グリーンフィールズ㈱は、JRA・GⅠ初勝利。
・藤原英昭調教師は、2018年皐月賞(エポカドーロ)以来のJRA・GⅠ勝利で、本レースは初勝利。
・福永祐一騎手は、2018年JBCクラシック(ケイティブレイブ)以来のJRA・GⅠ勝利で、本レースは2016年ビッグアーサー以来3勝目。
・Scat Daddy産駒は、JRA・GⅠ初勝利。海外所属馬を除く外国産馬の高松宮記念制覇は、2010・11年を連覇したキンシャサノキセキ以来8年ぶり。
・枠連2-2の払戻金(33,310円)は、JRA・GⅠレースでの同式別の最高払戻金。また、2着セイウンコウセイ、3着ショウナンアンセムのワイド4-7(88,520円)は、JRA重賞レースでの同式別の最高払戻金。