クラシックを前にタイトル奪取。エメラルファイトがスプリングSで重賞初制覇

 3月17日、中山競馬場で行われた第68回スプリングS(GⅡ)は、当協会会員、高橋勉氏のエメラルファイト(牡3歳、美浦・相沢郁厩舎、石川裕紀人騎手)が1番人気のファンタジストをアタマ差破り、重賞初制覇を成し遂げました。芝1,800m(良馬場)の勝ちタイムは1分47秒8。通算成績は6戦3勝となりました。
馬群を早めに抜け出したエメラルファイトが、混戦を制した
馬群を早めに抜け出したエメラルファイトが、混戦を制した
〈優勝馬プロフィール〉
エメラルファイト(牡3歳)
馬 主:高橋勉氏
調教師:相沢郁(美浦)
騎 手:石川裕紀人
生産者:金成吉田牧場(浦河町)
父・クロフネ 母・セトウチソーラー
JRA成績:6戦3勝
JRA獲得賞金:8,123万円

〈レーストピックス〉
・エメラルファイトは3度目の重賞挑戦にして初勝利。
・高橋勉氏は、JRA重賞初勝利。
・相沢郁調教師は、2016年函館記念(マイネルミラノ)以来のJRA重賞勝利で、本レースは2005年ダンスインザモア以来2勝目。
・石川裕紀人騎手は、2017年ラジオNIKKEI賞(セダブリランテス)以来のJRA重賞勝利で、本レースは初勝利。
・クロフネ産駒は、2019年京都金杯(パクスアメリカーナ)以来のJRA重賞勝利で、本レースは初勝利。
・単勝10番人気の馬の勝利は、1993年マルチマックス以来26年ぶり2勝目。
・スプリングS優勝馬は、過去10年間の皐月賞で2009年アンライバルド、2011年オルフェーヴル、2013年ロゴタイプの3頭が優勝している。