フロンテアクイーンが15度目の挑戦で、念願の初タイトル獲得

 3月9日、中山競馬場で行われた第37回中山牝馬S(GⅢ)は、当協会会員、三協ファーム㈱のフロンテアクイーン(牝6歳、美浦・国枝栄厩舎、三浦皇成騎手)がゴール前の接戦を制し、15度目の重賞挑戦で初勝利を挙げました。芝1,800m(良馬場)の勝ちタイムは1分47秒7。通算成績は25戦3勝。鞍上の三浦騎手は、この勝利でJRA通算700勝達成となりました。
重賞では5度の2着があったフロンテアクイーン。6歳にして悲願の重賞初制覇を遂げた
重賞では5度の2着があったフロンテアクイーン。6歳にして悲願の重賞初制覇を遂げた
〈優勝馬プロフィール〉
フロンテアクイーン(牝6歳)
馬 主:三協ファーム㈱
調教師:国枝栄(美浦)
騎 手:三浦皇成
生産者:林孝輝(浦河町)
父・メイショウサムソン 母・ブルーボックスボウ
JRA成績:25戦3勝
JRA獲得賞金:1億9,341万5,000円

〈レーストピックス〉
・フロンテアクイーンは15度目の重賞挑戦にして初勝利。これまで重賞では2016年クイーンC、2017年福島牝馬S、ターコイズS、2018年中山牝馬S、クイーンSでの2着が最高成績。
・三協ファーム㈱は重賞初勝利。
・国枝栄調教師は2018年ジャパンC(アーモンドアイ)以来のJRA重賞勝利で、本レースは初勝利。
・三浦皇成騎手は2018年新潟大賞典(スズカデヴィアス)以来のJRA重賞勝利で、本レースは初勝利。
・メイショウサムソン産駒は2018年京都ハイジャンプ(アスターサムソン)以来のJRA重賞勝利で、本レースは初勝利。
・2着ウラヌスチャームとの着差「ハナ」は、本レースでは初めて。これまでの最小着差は、1983年(1着ダンシングファイタ、2着フジマドンナ)の「アタマ」。