インディチャンプがレースレコードで重賞初制覇

 2月3日、東京競馬場で行われた第69回東京新聞杯(GⅢ)は、当協会会員、(有)シルクレーシングのインディチャンプ(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎、福永祐一騎手)が7番手から差し切りました。芝1,600m(良馬場)の勝ちタイムは1分31秒9のレースレコード。通算成績は8戦5勝、JRA重賞は3度目の挑戦で初勝利になります。
スタートで出遅れたがすぐに中団まで押し上げ、直線馬群をさばいて抜け出したインディチャンプ
スタートで出遅れたがすぐに中団まで押し上げ、直線馬群をさばいて抜け出したインディチャンプ
〈優勝馬プロフィール〉
インディチャンプ(牡4歳)
馬 主:(有)シルクレーシング
調教師:音無秀孝(栗東)
騎 手:福永祐一
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ステイゴールド 母・ウィルパワー
JRA成績:8戦5勝
JRA獲得賞金:1億881万8,000円

〈レーストピックス〉
・インディチャンプの通算成績は8戦5勝。JRA重賞は3度目の挑戦(2018年毎日杯3着、アーリントンC4着)で初制覇。
・(有)シルクレーシングは日経新春杯(グローリーヴェイズ)に続くJRA重賞勝利で、本年2勝目。東京新聞杯は初制覇。
・音無秀孝調教師は2018年福島記念(スティッフェリオ)以来のJRA重賞勝利。東京新聞杯は2017年(ブラックスピネル)以来の勝利で、通算2勝目。
・福永祐一騎手は2018年JBCクラシック(ケイティブレイブ)以来のJRA重賞勝利。東京新聞杯は2015年(ヴァンセンヌ)以来の勝利で、通算2勝目。
・ステイゴールド産駒は愛知杯(ワンブレスアウェイ)に続くJRA重賞勝利で、本年3勝目。東京新聞杯は初勝利。
・インディチャンプは単勝1番人気に応えて優勝したが、単勝1番人気は2007年(スズカフェニックス)以来12年ぶりの勝利。
・勝ちタイムの1分31秒9は2010年にレッドスパーダが記録した1分32秒1を0秒2更新するレースレコード。