末脚勝負なら負けられない。コパノキッキングが重賞2連勝(第33回根岸S)

 1月27日、東京競馬場で行われた第33回根岸S(GⅢ)は、当協会会員、小林祥晃氏のコパノキッキング(騸4歳、栗東・村山明厩舎、O.マーフィー騎手)が7番手から差し切りました。ダート1,400m(良馬場)の勝ちタイムは1分23秒5、通算成績は9戦7勝、JRA重賞は2018年カペラSに続き2連勝、通算2勝目になります。
上り3ハロン35秒4の末脚で、難なく先頭を奪ったコパノキッキング
上り3ハロン35秒4の末脚で、難なく先頭を奪ったコパノキッキング
〈優勝馬プロフィール〉
コパノキッキング(騸4歳)
馬 主:小林祥晃氏
調教師:村山明(栗東)
騎 手:O.マーフィー
生産者:Reiley McDonald(米)
父・Spring At Last 母・Celadon
JRA成績:9戦7勝
JRA獲得賞金:1億4,937万2,000円

〈レーストピックス〉
・小林祥晃氏は2018年カペラS(コパノキッキング)に続くJRA重賞勝利。根岸Sは初勝利。
・村山明調教師は2018年カペラS(コパノキッキング)に続くJRA重賞勝利。根岸Sは初勝利。
・O.マーフィー騎手は7度目の挑戦でJRA重賞初勝利。
・Spring At Last産駒は2018年カペラS(コパノキッキング)に続くJRA重賞勝利。根岸Sは初勝利。Spring At Last産駒でJRAに登録されているのはコパノキッキングのみ。
・根岸S優勝馬にはフェブラリーSへの優先出走権が与えられる。過去10年の根岸S優勝馬のフェブラリーSでの成績は、8頭が出走し2勝2着1回3着1回と、半数の馬が3着以内に好走している(2009年フェラーリピサ5着、2010年グロリアスノア5着、2011年セイクリムズン14着、2012年シルクフォーチュン2着、2013年メイショウマシュウ不出走、2014年ゴールスキー10着、2015年エアハリファ不出走、2016年モーニン1着、2017年カフジテイク3着、2018年ノンコノユメ1着)。