2019年東京馬主協会最初の重賞勝ち馬は、大外から鮮やかに差し切ったフィリアプーラ(第35回フェアリーS)

 1月12日、中山競馬場で行われた第35回フェアリーS(GⅢ)は、当協会会員、(有)キャロットファームのフィリアプーラ(牝3歳、美浦・菊沢隆徳厩舎、丸山元気騎手)が13番手から追い込みました。芝1,600m(良馬場)の勝ちタイムは1分36秒0。通算成績は3戦2勝、JRA重賞は初勝利になります。
フィリアプーラの兄は朝日杯フューチュリティS勝ち馬アルフレード
フィリアプーラの兄は朝日杯フューチュリティS勝ち馬アルフレード
〈優勝馬プロフィール〉
フィリアプーラ(牝3歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:菊沢隆徳(美浦)
騎 手:丸山元気
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ハービンジャー 母・プリンセスカメリア
JRA成績:3戦2勝
JRA獲得賞金:4,237万4,000円

〈レーストピックス〉
・フィリアプーラの通算成績は3戦2勝。2017年(ライジングリーズン)、2018年(プリモシーン)に続き、3年連続キャリア3戦目の1勝馬が制覇した。フィリアプーラの兄アルフレード(父シンボリクリスエス)は2011年朝日杯フューチュリティS1着、2012年NHKマイルC2着。
・(有)キャロットファームは2018年ホープフルS(サートゥルナーリア)に続くJRA重賞勝利。フェアリーSは初勝利。
・菊沢隆徳調教師は2018年毎日王冠(アエロリット)以来のJRA重賞勝利。フェアリーSは5度目の挑戦(2012年ダイワミストレス3着、2013年ウキヨノカゼ2着、2016年ダイワダッチェス3着、2017年アエロリット2着)で初勝利。
・丸山元気騎手は2018年福島記念(スティッフェリオ)以来のJRA重賞勝利。フェアリーSは初勝利。
・ハービンジャー産駒は2018年有馬記念(ブラストワンピース)に続くJRA重賞勝利。フェアリーSは初勝利。