コパノキッキングが豪脚披露。ダート短距離路線にも3歳世代の新星現る(第11回カペラS)

 12月9日、中山競馬場で行われた第11回カペラS(GⅢ)は、当協会会員、小林祥晃氏のコパノキッキング(騸3歳、栗東・村山明厩舎、柴田大知騎手)が16番手の最後方から差し切りました。良馬場の勝ちタイムは1分10秒2、通算成績は8戦6勝、重賞初挑戦初制覇になります。
4コーナーで大外を回り、直線豪快に追い込んだコパノキッキング
4コーナーで大外を回り、直線豪快に追い込んだコパノキッキング
〈優勝馬プロフィール〉
コパノキッキング(騸3歳)
馬 主:小林祥晃氏
調教師:村山明(栗東)
騎 手:柴田大知
生産者:Reiley McDonald(米)
父・Spring At Last 母・Celadon
JRA成績:8戦6勝
JRA獲得賞金:1億1,079万8,000円

〈レーストピックス〉
・小林祥晃氏は2015年フェブラリーS(コパノリッキー)以来のJRA重賞勝利。カペラSは初勝利。
・村山明調教師は2015年京阪杯(サトノルパン)以来のJRA重賞勝利。カペラSは2014年(ダノンレジェンド)以来の勝利で、通算2勝目。カペラS2勝は単独トップ。
・柴田大知騎手は2016年チャレンジC(マイネルハニー)以来のJRA重賞勝利。カペラSは初勝利。
・Spring At Last産駒はJRA重賞初挑戦初勝利。Spring At Last産駒でJRAに登録されているのはコパノキッキングのみ。
・2018年3歳馬のJRA“古馬平地重賞”勝利は、マイルチャンピオンシップ(ステルヴィオ)、ジャパンC(アーモンドアイ)・京阪杯(ダノンスマッシュ)、チャンピオンズC(ルヴァンスレーヴ)、前日の中日新聞杯(ギベオン)を含め4週連続の勝利で、本年9勝目。なお、1984年のグレード制導入後、3歳馬によるJRA“古馬平地重賞”の年間最多勝利数は、1997年の12勝。
・単勝②360円はカペラSの式別最低払戻金額。