接戦を制して重賞2連勝。夢が広がるニシノデイジー(第23回東京スポーツ杯2歳S)

 11月17日、東京競馬場で行われた第23回東京スポーツ杯2歳S(GⅢ)は、当協会会員、西山茂行氏のニシノデイジー(牡2歳、美浦・高木登厩舎、勝浦正樹騎手)が9番手から馬群をさばいて差し切りました。良馬場の勝ちタイムは1分46秒6。通算成績は4戦3勝、JRA重賞は札幌2歳Sに続いて2勝目です。
4頭の大接戦をハナ差制したニシノデイジー
4頭の大接戦をハナ差制したニシノデイジー
〈優勝馬プロフィール〉
ニシノデイジー(牡2歳)
馬 主:西山茂行氏
調教師:高木登(美浦)
騎 手:勝浦正樹
生産者:谷川牧場(浦河町)
父・ハービンジャー 母・ニシノヒナギク
JRA成績:4戦3勝
JRA獲得賞金:7,285万7,000円

〈レーストピックス〉
・西山茂行氏は札幌2歳S(ニシノデイジー)に続くJRA重賞勝利で、本年3勝目。東京スポーツ杯2歳Sは初勝利。
・高木登調教師は札幌2歳S(ニシノデイジー)に続くJRA重賞勝利で、本年2勝目。東京スポーツ杯2歳Sは初勝利。
・勝浦正樹騎手は札幌2歳S(ニシノデイジー)に続くJRA重賞勝利で、本年2勝目。東京スポーツ杯2歳Sは初勝利。
・ハービンジャー産駒は府中牝馬S(ディアドラ)に続くJRA重賞勝利で、本年9勝目。東京スポーツ杯2歳Sは初勝利。
・後にJRAGⅠを制した東京スポーツ杯2歳S優勝馬には、1997年キングヘイロー(高松宮記念)、1998年アドマイヤコジーン(朝日杯3歳S、安田記念)、2001年アドマイヤマックス(高松宮記念)、2005年フサイチリシャール(朝日杯FS)、2008年ナカヤマフェスタ(宝塚記念)、2009年ローズキングダム(朝日杯FS、ジャパンC)、2010年サダムパテック(マイルチャンピオンシップ)、2011年ディープブリランテ(日本ダービー)、2013年イスラボニータ(皐月賞)、2014年サトノクラウン(宝塚記念)、2017年ワグネリアン(日本ダービー)がいる。
・枠連①-②4,510円、馬連②-④24,750円、馬単②-④57,730円、3連単②-④-⑤593,030円はそれぞれ東京スポーツ杯2歳Sの式別最高払戻金額。