春秋スプリントGⅠ制覇へ視界良好。ファインニードルが前哨戦を手中に収める(第32回セントウルS)

 9月9日、阪神競馬場で行われた第32回セントウルS(GⅡ)は、当協会会員、ゴドルフィンのファインニードル(牡5歳、栗東・高橋義忠厩舎、川田将雅騎手)が6番手から差し切りました。重馬場の勝ちタイムは1分8秒8。通算成績は26戦9勝(うち海外1戦0勝)、JRA重賞は高松宮記念に続き本年3勝目(通算4勝目)、セントウルSは連覇になります。
重馬場を克服し、直線きっちりと抜け出したファインニードル
重馬場を克服し、直線きっちりと抜け出したファインニードル
〈優勝馬プロフィール〉
ファインニードル(牡5歳)
馬 主:ゴドルフィン
調教師:高橋義忠(栗東)
騎 手:川田将雅
生産者:ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社(日高町)
父・アドマイヤムーン 母・ニードルクラフト
JRA成績:25戦9勝
JRA獲得賞金:3億6,491万6,000円

〈レーストピックス〉
・ゴドルフィン(H.H.シェイク・モハメドを含む)はアーリントンC(タワーオブロンドン)に続くJRA重賞勝利で、本年4勝目。セントウルSは2017年(ファインニードル)に続き2回目の勝利。
・高橋義忠調教師はラジオNIKKEI賞(メイショウテッコン)に続くJRA重賞勝利で、本年4勝目。セントウルSは2017年(ファインニードル)に続き2回目の勝利。
・川田将雅騎手はCBC賞(アレスバローズ)に続くJRA重賞勝利で、本年7勝目。セントウルSは2007年(サンアディユ)、2010年(ダッシャーゴーゴー)に続く3回目の勝利。
・アドマイヤムーン産駒は函館スプリントS(セイウンコウセイ)に続くJRA重賞勝利で、本年6勝目。セントウルSは2013年(ハクサンムーン)、2017年(ファインニードル)に続き3回目の勝利。
・本年のサマースプリントシリーズはセントウルSをもって終了となり、20ポイントを獲得したアレスバローズ(牡6歳、栗東・角田晃一厩舎)がシリーズチャンピオンとなった。シリーズ成績はCBC賞1着、北九州記念1着。アレスバローズの関係者に対し、褒賞金として馬主に3,200万円、厩舎関係者に800万円が交付される。