入場人員レコードを記録した観衆の前で、トリオンフがコースレコードで快勝(第54回小倉記念)

 8月5日、小倉競馬場で行われた第54回小倉記念(GⅢ)は、当協会会員、株式会社KTレーシングのトリオンフ(騸4歳、栗東・須貝尚介厩舎、武豊騎手)が2番手から危なげなく抜け出しました。勝ちタイムの1分56秒9はコースレコード、通算成績は16戦6勝、重賞は小倉大賞典に続き本年2勝目(通算2勝目)になります。
4コーナーで先頭に立ち、後続を3馬身突き放したトリオンフ
4コーナーで先頭に立ち、後続を3馬身突き放したトリオンフ
〈優勝馬プロフィール〉
トリオンフ(騸4歳)
馬 主:(株)KTレーシング
調教師:須貝尚介(栗東)
騎 手:武豊
生産者:レイクヴィラファーム(洞爺湖町)
父・タートルボウル 母・メジロトンキニーズ
JRA成績:16戦6勝
JRA獲得賞金:1億6,850万4,000円

〈レーストピックス〉
・株式会社KTレーシングは小倉大賞典(トリオンフ)に続くJRA重賞勝利で、本年2勝目。小倉記念は初勝利。
・須貝尚介調教師は小倉大賞典(トリオンフ)に続くJRA重賞勝利で、本年2勝目。小倉記念は初勝利。須貝尚介調教師は、騎手時代の1999年に小倉記念(アンブラスモア)を制している。また1999年小倉記念の優勝調教師は、須貝尚介調教師の父、須貝彦三元調教師で、父子制覇を達成した。
・武豊騎手はプロキオンS(マテラスカイ)に続くJRA重賞勝利で、本年5勝目。小倉記念は2004年、2005年(ともにメイショウカイドウ)、2013年(メイショウナルト)に続く4勝目で、単独トップの記録。なお、武豊騎手は小倉競馬場で実施したJRA重賞レースを16勝しており、2位の角田晃一元騎手の7勝を大きく引き離す単独トップの記録。
・タートルボウル産駒は小倉大賞典(トリオンフ)に続くJRA重賞勝利で、本年2勝目。小倉記念は初勝利。
・小倉記念の勝ちタイム1分56秒9は、2013年小倉記念でメイショウナルトが記録した1分57秒1を0秒2上回るコースレコード。
・トリオンフの馬体重532㎏は、2002年アラタマインディの524㎏を上回る小倉記念最高体重優勝馬記録。
・2006年にスタートしたサマー2000シリーズは2018年で13回目を迎えるが、小倉記念の優勝馬はスウィフトカレント(2006年)、イタリアンレッド(2011年)、タツゴウゲキ(2017年)の3頭が同シリーズを制している。
・2018年8月5日、第2回小倉競馬第4日の入場人員4万196人(うち女性1万2,944人)は、1997年2月16日、第1回小倉競馬第8日の3万6,745人を上回る小倉競馬場レコード。