2016年生まれ最初の重賞ウイナーはアスターペガサス(第50回函館2歳S)

 7月22日、函館競馬場で行われた第50回函館2歳S(GⅢ)は、当協会会員、加藤久枝氏のアスターペガサス(牡2歳、栗東・中竹和也厩舎、小崎綾也騎手)が後方2番手から差し切りました。良馬場の勝ちタイムは1分9秒4、通算成績は2戦2勝、重賞初制覇になります。
馬群を割って追い込み、ゴール直前ラブミーファインをハナ差差し切ったアスターペガサス
馬群を割って追い込み、ゴール直前ラブミーファインをハナ差差し切ったアスターペガサス
〈優勝馬プロフィール〉
アスターペガサス(牡2歳)
馬 主:加藤久枝氏
調教師:中竹和也(栗東)
騎 手:小崎綾也
生産者:Stonestreet Thoroughbred Holdings LLC(米)
父・Giant's Causeway 母・R Heat Lightning
JRA成績:2戦2勝
JRA獲得賞金:3,856万7,000円

〈レーストピックス〉
・加藤久枝氏は京都ハイジャンプ(アスターサムソン)に続くJRA重賞勝利で、本年2勝目。函館2歳Sは初勝利。
・中竹和也調教師は京都ハイジャンプ(アスターサムソン)に続くJRA重賞勝利で、本年2勝目。函館2歳Sは2015年(ブランボヌール)以来2回目の勝利。
・小崎綾也騎手はJRA重賞初勝利。
・Giant's Causeway産駒は2012年小倉大賞典(エーシンジーライン)以来のJRA重賞勝利。函館2歳Sは初勝利。
・実施時期が変更となった1997年以降、函館2歳S優勝後に重賞制覇を果たした馬は以下の4頭。1997年アグネスワールド(1999年CBC賞、1999年アベイドロンシャン賞、2000年ジュライC)、2008年フィフスペトル(2011年京成杯オータムH)、2014年アクティブミノル(2015年セントウルS)、2015年ブランボヌール(2016年キーンランドC)。いずれも距離1600m以下のレースとなっている。