レースレコード。最後の直線で鮮やかに差し切ったアレスバローズ(第54回CBC賞)

 7月1日、中京競馬場で行われた第54回CBC賞(GⅢ)は、当協会会員、猪熊広次氏のアレスバローズ(牡6歳、栗東・角田晃一厩舎、 川田将雅騎手)が10番手から鋭い差し脚を発揮しました。良馬場の勝ちタイムは1分7秒0のレースレコード、通算成績は26戦6勝、重賞初制覇になります。
最後の直線で外めへ誘導すると、鋭い末脚を披露したアレスバローズ
最後の直線で外めへ誘導すると、鋭い末脚を披露したアレスバローズ
〈優勝馬プロフィール〉
アレスバローズ(牡6歳)
馬 主:猪熊広次氏
調教師:角田晃一(栗東)
騎 手:川田将雅
生産者:ヤナガワ牧場(日高町)
父・ディープインパクト 母・タイセイエトワール
JRA成績:26戦6勝
JRA獲得賞金:1憶4,295万7,000円

〈レーストピックス〉
・猪熊広次氏は2015年ファンタジーS(キャンディバローズ)以来のJRA重賞勝利。CBC賞は初勝利。
・角田晃一調教師は2016年アイビスサマーダッシュ(ベルカント)以来のJRA重賞勝利。CBC賞は初勝利。
・川田将雅騎手はアンタレスS(グレイトパール)に続くJRA重賞勝利で、本年6勝目。CBC賞は2011年(ダッシャーゴーゴー)以来2回目の勝利。
・ディープインパクト産駒はマーメイドS(アンドリエッテ)に続くJRA重賞勝利で、本年13勝目。CBC賞は2017年(シャイニングレイ)に続き2年連続3回目の勝利。
・勝ちタイムの1分7秒0は2016年レッドファルクスの1分7秒2を更新するレースレコード。
・2着馬との着差1馬身1/4は、6・7月実施となった2006年以降では、2008年スリープレスナイトと並んで最大着差タイ記録。