東京の長い直線で自慢の末脚を披露。サーストンコラルドが重賞初挑戦初制覇(第20回東京ジャンプS)

 6月23日、東京競馬場で行われた第20回東京ジャンプS(J・GⅢ)は、当協会会員、齊藤宣勝氏のサーストンコラルド(牡7歳、栗東・橋田満厩舎、北沢伸也騎手)が後方を進み、最後の直線で内から鮮やかに差し切りました。障害レースの通算成績は6戦2勝2着2回、重賞は初挑戦初制覇になります。
最終障害で一気に差を詰め、5馬身差で快勝したサーストンコラルド(帽色・赤)
最終障害で一気に差を詰め、5馬身差で快勝したサーストンコラルド(帽色・赤)
〈優勝馬プロフィール〉
サーストンコラルド(牡7歳)
馬 主:齊藤宣勝氏
調教師:橋田満(栗東)
騎 手:北沢伸也
生産者:藤沢牧場(新ひだか町)
父・キングカメハメハ 母・シークレットコサージュ
JRA成績:35戦5勝(うち障害6戦2勝)
JRA獲得賞金:8,281万9,000円(うち障害4,673万5,000円)

〈レーストピックス〉
・齊藤宣勝氏はJRA重賞初勝利。
・橋田満調教師は新潟大賞典(スズカデヴィアス)に続くJRA重賞勝利で、本年2勝目。東京ジャンプSは初勝利。
・北沢伸也騎手は2014年中山大障害(レッドキングダム)以来のJRA重賞勝利。東京ジャンプSは2012年(デンコウオクトパス)以来2回目の勝利。
・キングカメハメハ産駒は新潟大賞典(スズカデヴィアス)に続くJRA重賞勝利で、本年5勝目。東京ジャンプSは初勝利。
・1番人気のアスターサムソン(11着)に騎乗した林満明騎手は史上初のJRA障害競走通算2000回騎乗を達成。