ストロングタイタンがコースレコードで快勝。池江泰寿厩舎は鳴尾記念4連覇(第71回鳴尾記念)

 6月2日、阪神競馬場で行われた第71回鳴尾記念(GⅢ)は、当協会会員、有限会社シルクレーシングのストロングタイタン(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎、M.デムーロ騎手)が5番手の内から鋭く差し切りました。勝ちタイム1分57秒2は従来の記録を0秒4更新するコースレコード。通算成績は16戦6勝、重賞初制覇になります。
ストロングタイタンが内を突いて鮮やかに抜け出し、トリオンフの追撃を振り切った
ストロングタイタンが内を突いて鮮やかに抜け出し、トリオンフの追撃を振り切った
〈優勝馬プロフィール〉
ストロングタイタン(牡5歳)
馬 主:(有)シルクレーシング
調教師:池江泰寿(栗東)
騎 手:M.デムーロ
生産者:Northern Racing(米)
父・Regal Ransom 母・Titan Queen
JRA成績:16戦6勝
JRA獲得賞金:1億3,785万5,000円

〈レーストピックス〉
・有限会社シルクレーシングはオークス(アーモンドアイ)に続くJRA重賞勝利で、本年8勝目。鳴尾記念は初勝利。
・池江泰寿調教師は2017年チャレンジC(サトノクロニクル)以来のJRA重賞勝利。鳴尾記念は2015年(ラブリーデイ)、2016年(サトノノブレス)、2017年(ステイインシアトル)に続く、4年連続5回目の勝利。調教師のJRA同一重賞4連覇は、1954~1957年の金杯(東)を4連覇した尾形藤吉元調教師以来となる史上2人目の記録。なお、池江泰寿調教師は、この勝利で2006年からのJRA重賞レース連続制覇年数を「13年」に伸ばした。
・M.デムーロ騎手は平安S(サンライズソア)に続くJRA重賞勝利で、本年8勝目。鳴尾記念は2011年(レッドデイヴィス)以来、7年ぶり2勝目。
・Regal Ransom産駒は4度目の挑戦でJRA重賞初勝利(現時点でのJRA登録はストロングタイタン1頭)。
・勝ちタイムの1分57秒2は、2016年鳴尾記念でサトノノブレスが記録した1分57秒6を0秒4更新するコースレコード。