ブラストワンピースが無傷の3連勝。3歳クラシック最有力候補の1頭に(第65回毎日杯)

 3月24日、阪神競馬場で行われた第65回毎日杯(GⅢ)は、当協会会員、有限会社シルクレーシングのブラストワンピース(牡3歳、美浦・大竹正博厩舎、池添謙一騎手)が2番手から鋭く抜け出し、2着馬に2馬身の差をつけました。勝ちタイムは1分46秒5。通算成績は3戦3勝、重賞初制覇になります。
デビューから3連勝、クラシックの最有力候補の1頭に名乗りをあげたブラストワンピース
デビューから3連勝、クラシックの最有力候補の1頭に名乗りをあげたブラストワンピース
〈優勝馬プロフィール〉
ブラストワンピース(牡3歳)
馬 主:有限会社シルクレーシング
調教師:大竹正博(美浦)
騎 手:池添謙一
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ハービンジャー 母・ツルマルワンピース
JRA成績:3戦3勝
JRA獲得賞金:5,568万6,000円

〈レーストピックス〉
・有限会社シルクレーシングはシンザン記念(アーモンドアイ)に続く本年JRA重賞4勝目。毎日杯は初勝利。
・大竹正博調教師は2017年オールカマー(ルージュバック)以来のJRA重賞勝利。毎日杯は初勝利。
・池添謙一騎手は中山牝馬S(カワキタエンカ)に続く本年JRA重賞2勝目。毎日杯は初勝利。
・ハービンジャー産駒は2017年マイルチャンピオンシップ(ペルシアンナイト)以来のJRA重賞勝利。毎日杯は初勝利。
・2着馬との着差2馬身以上は、1800mでの実施となった2007年以降、2008年ディープスカイ(2馬身1/2)、2013年キズナ(3馬身)に次いで3回目。
・毎日杯優勝馬から、1984年のグレード制導入以降、10頭のJRA・GⅠホースが誕生。うち5頭がクラシック競走を制覇している(1999年テイエムオペラオー・皐月賞、2004年キングカメハメハ・ダービー、2008年ディープスカイ・ダービー、2013年キズナ・ダービー、2017年アルアイン・皐月賞)。