カンタービレが未勝利戦に続き重賞を制覇。牝馬クラシックの有力候補に(第32回フラワーC)

 3月17日、中山競馬場で行われた第32回フラワーカップ(GⅢ)は当協会会員、石川達絵氏のカンタービレ
(牝3歳、栗東・角居勝彦厩舎、M.デムーロ騎手)が5番手から抜け出し、重賞初制覇を飾りました。
GⅠ4着馬の追撃を抑え、フラワーカップを制したカンタービレ
GⅠ4着馬の追撃を抑え、フラワーカップを制したカンタービレ
〈優勝馬プロフィール〉
カンタービレ(牝3歳)
馬 主:石川達絵氏
調教師:角居勝彦(栗東)
騎 手:M.デムーロ
生産者:三嶋牧場(浦河町)
父・ディープインパクト 母・シャンロッサ
JRA成績:4戦2勝
JRA獲得賞金:4,526万9,000円

〈レーストピックス〉
・石川達絵氏、角居勝彦調教師は2017年菊花賞(キセキ)以来のJRA重賞勝利。石川達絵氏はフラワーC初勝利、角居勝彦調教師は2005年(シーザリオ)以来2回目の勝利。
・角居勝彦調教師は2004年から続くJRA重賞の連続年勝利記録を15年へと伸ばし、自身の持つ現役最長記録を更新。歴代最長記録は尾形藤吉調教師の28年。
・M.デムーロ騎手は金鯱賞(スワーヴリチャード)に続く2週連続重賞勝利。フラワーCは初勝利。
・ディープインパクト産駒は2017年(ファンディーナ)に続き2年連続勝利でフラワーC通算2勝目。
・過去のフラワーC優勝馬では2004年ダンスインザムード、2006年キストゥヘヴンが桜花賞を、2002年スマイルトゥモロー、2005年シーザリオがオークスを制覇している。