新規馬主登録者向けオリエンテーションを東京競馬場にて開催

主催:JRA馬主登録課
 去る1月26日(土)、昨年11月の新規馬主登録者を対象に、東京競馬場にて「東京競馬観戦会&オリエンテーション」が開催されました。
 講演テーマは次の3部構成でした。

●第1部「競走馬の預託について」(日本調教師会・鈴木伸尋調教師(関東本部専務理事)
●第2部「平成25年開催予定の全国セリ情報/JRAブルーズアップセールにつてい/セリに活かせる馬の基礎知識」(JRA生産育成対策室・吉田氏、冨田氏[獣医職])
●第3部「登録形態の変更手続きについて/馬主登録における経済要件の緩和について」(JRA競走部馬主登録課・伊東課長)
当日、参加者に配られたJRA資料
主催担当のJRA競走部馬主登録課 伊東茂治課長からのコメント
 今回の企画は、昨年中央競馬の馬主数がピーク時(平成4年)の4分の3を下回るまで減少したことや、登録はしたけれども実際に馬を持つことなく辞められる方が見られたことなどから、新しく馬主登録されたみなさまに何か馬主活動のお手伝いができないかという趣旨で開催されました。
 調教師会さんからも賛同が得られ、当日、競馬場に来場されている調教師さんにも参加いただけるということで、実際に馬を持たれる良いきっかけになればと思いました。
 昨年、馬主登録の審査基準を見直し、所得と資産の換算ができるようにするなど、新たな馬主層の開拓の取り組みとともに、すでに馬主になっていただいている方にも個人馬主から法人馬主への切り替え手続きの簡素化や、法人馬主の方でも代表者個人の名前で出走ができるようにしたいという取り組みの延長線上の企画でもあります。
 初めての試みでしたので不安もありましたが、講演も熱心に聞いていただき、非常に感謝しております。
JRA競走部馬主登録課 伊東茂治課長